カテゴリ:映画( 3 )

二代目はクリスチャン

『てめぇら!!十字をきって悔い改めやがれ!でねぇとたたっ切るぞ!!』

20年にもなる。1985年、角川映画10周年で制作されたその映画。
原作-つかこうへい
監督-井筒和幸
主演-志保美悦子

いつの頃までだっただろうか・・・・一番好きな映画はと聞かれて・・・
『二代目はクリスチャン』と答えていた。

痛快なコメディは極道の世界を舞台にして、人の欲や闇を、いやになるくらいあっさり
表現していた。

軽薄でなにも考えないヤクザ・・・・・岩城滉一
渡世の義理で犯した罪を一生抱えて清算の時を待つ博徒・・・・北大路欣也
仏門でありながら伴天連に恋をした破天荒なデカ・・・・柄本明

どろどろした“色恋”は最後の1シーンで“爽快”にかわる。
“ハマり役”・・・・何人もの役者が味のある“ハマり”を演じている映画はそうそうない

子供ながらに、現世の矛盾に義を貫く爽快さを、小さな・・・・・
ほんとうに、小さな映画館で感じたものだった。

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by ft-beauty | 2004-11-15 01:41 | 映画

HEDWIG AND THE ANGRY INCH

    まだ愛がうまれる前のこと
    人には3つの性があった
     男と男が背中合わせ
     その名は太陽の子
     地球の子は女と女
  そして月の子はフォーク・スプーン
   太陽と地球、娘と息子の中間
    神は力をつけた人を恐れ
    地上に稲妻が放たれた
     ナイフの刃のように
      体を引き裂いた
  人は寂しい2本足の生き物に
       -愛の起源-

『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』

人は元来、2組の手足、神の頭部を模倣した2つの顔を持つ、2対の体が
ひとつになった生き物だった。しかし、神は力をつけた人々を恐れ、地上に
稲妻を放ち、つながっていた人々の体を二つに引き裂いた。そして、人間は
寂しい2本足の生き物となってしまう。以来、自分の失われた“カタワレ(the
other half)”を求めてさまよい、そして出会った時に芽生える感情、それが
『愛』なのだと。

『愛』って何???・・・・同性愛者“HEDWIG”の感情をロックになぞらえて
語るミュージカルな映画・・・・『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』。

ユーモラスで、切なくて、馬鹿馬鹿しくて、泣けてくる、そして・・・いやらしい

HEDWIGは何を探していたんだろう・・・・同性愛に目覚めた自分を癒してくれる男・・・
いや・・・・・
ずっと“自分”を探していたのだと想う・・・・
社会や、理性や、道徳に引き裂かれた自分の“カタワレ(the other half)”を・・・

見つからないカタワレを求めて、ロックする・・・叫ぶ・・・・・
その声が色を帯びるたびに、カタワレは逃げていく・・・・・カタワレを見つけるために
叫んでいるのに・・・・・

自分の“カタワレ”はどこにあるのだろう・・・どうしているのだろう・・・・
探しているが・・・見つからない・・・・

眠れない夜に・・・何も考えたくない夜に・・・・ぴったりの映画・・・・

『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』

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by ft-beauty | 2004-11-08 02:50 | 映画

古き宿屋にて恋人を待つひとりの女3

待つ女!!その設定

古き宿屋にて恋人をまつひとりの女!
その女についてお話ししましょう!!

皆様は映画『ムーランルージュ』をご覧になったでしょうか?
二コールキットマンが主演のミュージカルな感じの恋愛映画です。

この撮影のコンセプトは『日本のムーランルージュ』でした。

まだご覧になっていない方はお近くのレンタル店でお借りください。
おもしろいか?おもしろくないか?おすぎだったら1¥1200くらいは値をつける
映画かもしれません。

冒頭15分くらいだったでしょうか・・・娼婦役のニコールが娼婦館の天井から降りてくる
シーンがあるのですが、そのアップ時の目にスタイリストが魅せられて、コンセプトがすぐ
さま決定したのでした。
私は映画を見るつもりはなかったのですが、見ろといわれればみないわけにはいかず、
一人で映画館へ足を向けたのでした。
悲恋な映画なのですが、全体にしあげられたミュージカル観が、その寂しさや悲しさを
忘れさせるものでした。

なぜ、『古き宿屋にて恋人をまつひとりの女』が『ムーランルージュ』に起因するのか??

そのお話はまた後日!!
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by ft-beauty | 2004-09-13 04:08 | 映画